思えばかつては個として何かを成し遂げたいという思いや、作品を通して自分の生きる、あるいは生きた証を世に残したいという思いが強かったですが、いつからかそれは希薄になり、この5年間を振り返ると、社会の一部であることに安堵したり、他者から必要とされることで存在意義を見出そうとしたりと、何かかつてとは違う方法でこの世界に参画しようと努力した期間であったように思います。
結論から言うとそのどれもは失敗に終わったと言わざるを得ないですし、多大な喪失を被ってしまったと感じています。存在し得ないものに価値など無いのだとすれば、それは最初から価値のないものだったのかもしれませんが。
いろいろあったのですが2019年12月27日時点、私は生存しています。
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